A.運動を調整するところ。
Q.具体的にはどの部位?
Q.どんな機能?
- 運動の開始と終了を決定(歩き始める・止まるとか)
- 滑らかな動きに調整(ラケットを振るとか)
- 同じ姿勢の維持(じっと座ってるとか)
※錐体路を常に抑制しているように働いている。
・錐体路ということばは最近使われなくなっている。
※学習・情動などにも関っているともいわれる。
Q.どんな症状(大まか)
- 視床を介して亢進すると、固縮様(固い動き)、不随運動(安静時振戦)、筋緊張の亢進。
- 逆に低下すると、不随運動(舞踏運動:予期せず大きく動いてる)、筋緊張の低下が起こる。
Q.ここにラクナ梗塞(穿通枝領域)が起こると?
- 構音障害、反対側の顔面・手足の運動麻痺、感覚障害が起こる。
- 意識障害や失語・失認・執行などは出現しない。
Q.治療としては?
など。
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まとめ
運動を始めたり止めたり、滑らかに体を動かしたり、姿勢を維持したりするのが基底核の役割。それがやられると、動かなくても手足が震えていたり、全身の動きが鈍くなったり、逆に不規則に常に動いていたり、じっとすることもできなくなるようだ。
P34.37.74.164.182-183